習慣の続け方について学べるおすすめ書籍を探していませんか?
「いつも三日坊主で続けられない」
「自分を変えられるような習慣をつけたいけど、何から始めればいいかわからない」
「ついでに、まず最初に身に着けておくべき習慣があれば知りたい」
この記事ではそんな悩みを解決してくれるおすすめ書籍を紹介します。
本記事で紹介する書籍を読むとこんなメリットがあります。
- 習慣が続けられない三日坊主の原因・メカニズムがわかる
- 習慣を継続するコツ・重要な考え方がわかる
- 他の習慣が続けやすくなる土台の習慣を知ることができる
私も典型的な三日坊主でした。
そんな自分を変えたくて、様々なビジネス書を読み漁った結果、習慣は根性論ではなく、「続けやすくするコツ」と「続けるのが辛くなるNG行動」があることを学びました。
それを知っているだけで、習慣はコントロールしやすくなり、今ではこんなことを2年以上毎日続けられています。
- 早寝早起き(22時就寝、5時起床)
- 毎朝のランニング・筋トレ
- 読書
- 週一のテニススクール
- 家計簿
- 瞑想
そんな私が習慣について学べるおすすめ書籍を紹介します。
小さな習慣
今、具体的に続けたいことがあって、どうしたらうまく続けられるかで悩んでいる方。
そんな方には「小さな習慣」がおすすめです。
この本は習慣をうまく継続する方法について焦点を絞って詳しく解説しています。
紹介されている方法はどんなことにも応用できて、かつ、とても簡単です。
この書籍の基本的なメッセージは、
「行動目標は限りなく小さくする」
ということです。
習慣の力は強力です。人間は行動を変えるのにものすごいエネルギーを必要とします。
新しい習慣を始めるのは大変で、既に身についている習慣は比較的楽に継続できます。
そのため、一番大切なことはまず習慣として身につけてしまうこと。
一度習慣として身につけてから、徐々にやることの量を増やしていくのが挫折しないためのコツです。
それなのに、私達、人間は最初から理想的な状況で始めようとしがちです。
例えば、
筋トレ始めたい。
せっかくだから、ジムを契約してパーソナルトレーニングもやろう!
腹筋とスクワットと腕立て伏せ、それぞれ20回×3セットを毎日!
こんな感じです。
これだと習慣化にするのに膨大な意志力とエネルギーを使います。
まずは、
「毎日同じ時間に腹筋5回やろう」
ぐらいでやるのが習慣化が成功するコツです。
このように、この本は既にやりたいことがあって、それをどのように行動目標に落とし込めばいいかを学べます。
それだけでなく、その行動目標をどうやって続けるか、いつステップアップさせるか、どうやってモチベーションを維持するか、なども詳しく知ることができます。
この書籍で学べることはどんなことにでも応用が効く内容なので、とてもおすすめです。
人生を変える習慣のつくり方
この本はそもそも何を習慣にすればいいかわからない人におすすめの一冊です。
この本は、習慣を利用することで理想の自分になる方法を解説してくれています。
また、最初に身につけるべき土台の習慣についても学ぶことができます。
一例を上げると、最初に睡眠の習慣を身につけると良いです。
理由は、質の高い睡眠は自制心を回復させるからです。
習慣を続けるためには自制心が必要です。
自分を上手にコントロールして、理想の自分に向かって行動する必要があります。
睡眠不足の状態だと、自制心がヘトヘトになってしまい、欲望に負けて習慣は続かなくなってしまいます。
そのため、まず正しい睡眠の習慣をつけて、自制心が元気な状態をキープし続けられると、他の習慣も続けやすくなるのです。
このように、習慣には身につけるべき優先順位があります。
この本は最初に身につけるべき習慣について学ぶことができるので、そもそも何をしたらいいか悩んでいる方にとてもおすすめです。
スタンフォードの自分を変える教室
この本もおすすめです。
前の2冊とは別の切り口で習慣について学ぶことができます。
習慣をうまく継続するためには自分の心を深く観察することも大事です。
習慣が挫折するとき、人間は何かしらの欲望に負けていることが多いです。
筋トレ辛いからサボって楽になりたいとか、眠いから早起き諦めてもう少し寝たい、とかですね。
この本では、その欲望に負けないようにする方法を学ぶことができます。
大切なのは、欲望に負けるときの自分に客観的に気づくこと。
それができれば、冷静に一呼吸置くことができるようになり、衝動的な行動を防ぐことができるようになります。
結果、続けたい習慣を続けられたり、絶ちたい習慣を絶てるようになります。
この本を読むと、人間が欲望に負けるときに身体や感情にどんな変化を起きているのか理解することができます。
さらに、実際に自分が欲望に負けそうになったとき、
「あ、今、私はこんな風に欲望に負けそうになってる」
と気づくことができるようになります。
この本ではよくある敗北パターン毎に適切な考え方、捉え方も解説しているので、
「こんな風に負けそうなんだから、こうすればOKだな」
と冷静に自分を見つめることができます。
この本を読むことで欲望に負けない自分を作ることができるようになるので、とてもおすすめです。
7つの習慣
最初にどんな習慣をつけるべきか迷っているなら、この7つの習慣も非常におすすめです。
この書籍を読むことで、人生のあらゆるシーンでものごとを良い方向に進めるための習慣や考え方を学ぶことができます。
世界的にベストセラーの書籍で、巻頭に日本、海外問わず、世界中の有名な社長やビジネスマンの推薦文が記載されて、絶賛されています。
世界で一番有名なビジネス書の一冊といっても過言ではないでしょう。
この書籍の中で紹介されている言葉で、私が人生で良く使う考え方を一例として紹介します。
それは、「刺激と反応の間にはスペースがある」という言葉です。
この言葉の意味は、
どんな悪いことがあっても、それに対してどう反応するかは考えて選ぶことができる。
人間だけが刺激に対して自分の反応を選択できる、ということです。
この考え方は自分が納得できる行動を取り続けていくために重要です。
反応は自分自身で選択できるということを知っているだけで、いつでも自分の判断や選択の前に冷静に一呼吸置くことができます。
このように自分の人生を良い方向にコントロールして幸せになるための考え方をたくさん教えてくれるので、7つの習慣はとてもおすすめです。
30日で人生を変える「続ける」習慣
ここまで紹介した書籍は少し難しいものも多いので、お手軽に読める一冊も紹介しておきます。
それが、30日で人生を変える「続ける」習慣です。
この本はシンプルに習慣が挫折する理由とうまく習慣を続けるコツについて解説してくれています。
30日という期間を、反発期、不安定期、倦怠期という3つの期間に分けて、それぞれの期間ごとに注意すべきポイントやうまく乗り切るコツを教えてくれています。
30日が経過した頃には習慣が身に付いていて、それ以降は継続するのが楽になっているという話です。
この書籍はテクニック本に近く、ひとつひとつのアクションの理論の説明はそれほど多くないですが、個人的にはこれまで説明した書籍で解説されているような理論に則って、やるべきことがシンプルにまとめられていると思います。
お手軽に読むことができるので、はじめの一冊としては良いかもしれません。
以上、ストレスについて学べるおすすめ書籍5選でした。