ストレスについて学べるおすすめ書籍を探していませんか?
「ストレスに悩んでいるけど、どうしたらストレスを解消できるかわからない」
「ストレスの仕組みを理解して、ストレスに負けない自分になりたい」
この記事ではそんな悩みを解決してくれるおすすめ書籍を紹介します。
本記事で紹介する書籍を読むとこんなメリットがあります。
- ストレスの仕組み・メカニズムを理解できる
- ストレスの効果的な解消法を知ることができる
- ストレスに強い自分を作る習慣を知ることができる
- ストレスのデメリットだけでなく、メリットも知ることができる
ストレスに悩んでいた私は様々なビジネス書を30冊以上読み漁りました。
その結果、「ストレスはコントロールできる」ということを学びました。
その後は徐々にストレスに悩むことが少なくなり、とても充実感のある日々を送れています。
そんな私がおすすめの書籍を紹介します。
ストレスで有名な本だけでなく、読んで始めて重要だとわかる隠れた名作も紹介していきたいと思います。
BRAIN 一流の頭脳
ストレスの仕組みについて学ぶならこの一冊を読めばOKです。
理由はストレスの理論をこれ以上ないほど、詳しく幅広く解説してくれているからです。
しかもわかりやすい。
何を習慣にするときもそうですが、まず仕組みを理解することが重要です。
例えば、あなたにストレスフルな出来事が起こってから、実際にあなたがストレスを感じるまでの間に身体や脳の中でどのような変化が起きているのか。
この本を読めばそれをしっかり理解することができます。
そして、その仕組みを利用して、どうすれば感じるストレスを減らしたり、ストレスに強い身体にすることができるかを知ることができます。
ついでに、「集中力」「やる気」「記憶力」「ひらめき」「健康」など、脳と密接に関わっているトピックに対して、同様のアプローチで理論と実践をわかりやすく解説してくれています。
集中力、やる気など多くの人が関心を持っていることに対して、一通りの理論を学ぶことができます。
PEAK PERFORMANCE 最強の成長術
ストレスには実は良い面もあります。
そのことを理解するなら、この本がおすすめです。
この本の基本的なメッセージは、
「何事も、効率よく成長するためには、しっかり負荷(= ストレス)をかけて、しっかり休むことが重要」
ということです。
成長に必要なストレスは能動的に意識的に自分に与えて、不要なストレスは抱えないようにコントロールする。
ストレスを受けた後も効率的に回復してすぐに元気になる。
つまり、ストレスとの上手な付き合い方を学ぶことができます。
ストレスと聞くと、ネガティブなイメージばかり先行しがちですが、良い面も知っておくことで考えの幅が広がります。
考えの幅が広がるだけで心に余裕も出てくるので、それもおすすめポイントの一つです。
個人的にはこの本で「ストレスに支配されている自分」から「ストレスを支配(コントロール)している自分」へと考え方が変わったのでとても良かったです。
スタンフォードの自分を変える教室
ストレスから解放されるためには、まず自分の感じているストレスを冷静に深く見つめ直すことが重要です。
そうすることで、本質的な問題が見えてきたり、過剰に悩みすぎていた部分に気づいたりできるからです。
この本ではそんなことが学べます。
この本を読むと、まず、実際に人間がストレスを感じたとき、心や身体にどんなことが起きているのかが理解できます。
さらに、実際に自分がストレスを感じたとき、
「あ、今、私はこんな風にストレスを感じてる」
と客観的に気づくことができるようになります。
この本ではよくあるストレスパターン毎に適切なアクションや考え方、捉え方も解説しているので、
「こんな風にストレスを感じているってことは、こうすればいいってことだな」
と冷静に自分を見つめることができます。
実際にその後のアクションがうまくいくかはさておき、「自分が感じているストレスを理解できる」というのはかなり大きいです。
それだけでストレスが和らぎます。
そんなことが学べるので、この本はとてもおすすめです。
ちなみに、この本の著者はスタンフォード大学で健康心理学者として、ストレスとの上手な付き合い方について教えている方で、他の著書に「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」という本も出されています。
しかし、個人的には「スタンフォードの自分を変える教室」の方がストレスに良い本だと思いました。参考までに。
サーチ・インサイド・ユアセルフ
ストレスから解放されたいなら、マインドフルネス瞑想は絶対試してみたほうがいいです。
実はここまで紹介した書籍でもマインドフルネスの優れた効果についてたくさん紹介しています。
マインドフルネスはざっくりいうと、「落ち着く練習」のようなものです。
自分の「呼吸」に集中することで、自分の心を落ち着かせます。
当然、普段から練習を重ねておけば、自分の心の落ち着かせ方はどんどん上達し、いざ実際に強いストレスを感じた場面でも、速やかにいつもの自分を取り戻すことができるようになります。
驚くことに、そもそもストレスを感じにくくなるという効果もあります。
私も毎朝5~10分程度瞑想をしていますが、やらない日に比べて、かなり心が落ち着くのを感じます。
マインドフルネスはビジネスにおいても世界的に注目されていて、GoogleやFacebookなど一流の企業でも社員向けにプログラムが組まれています。
この本はGoogleのマインドフルネス・プログラムを作った方がその方法をまるごと一冊の本にしたものなので、Googleで実践されているマインドフルネスの方法を学ぶことができます。
マインドフルネスの入門書としても世界的にとても有名で、マインドフルネスを知りたいならとりあえずこれを読んでおけばOK、という本だと思います。
番外編 7つの習慣
最後に直接ストレスをテーマに扱っているわけではないですが、番外編として非常におすすめの本があるので紹介します。
それが、7つの習慣です。
ビジネス書の大定番として世界的に有名な7つの習慣ですが、ストレスを理解するためにもとても有益な本です。
スタンフォードの自分を変える教室の項でも説明したとおり、ストレスと上手に付き合うためには自分を冷静に見つめ直すことがとても重要です。
この本は「自分を冷静に見つめ直す」ことの大切さを非常に良く理解できる書籍なので、よければぜひ読んでみてください。
この書籍の中で紹介されている言葉で私が気に入っているのが、「刺激と反応の間にはスペースがある」という言葉です。
この言葉の意味は、
どんな悪いことがあっても、それに対してどう反応するかは考えて選ぶことができる。
人間だけが、刺激に対して自分の反応を選択できる、ということです。
この考え方はストレスとうまく付き合うためにとても重要な考え方です。
反応は自分自身で選択できるということを知っているだけで、ストレスフルなことが起きても、冷静に一呼吸置くことができます。
このように自分の感情をコントロールして幸せになるための考え方をたくさん教えてくれるので、7つの習慣はとてもおすすめです。
以上、ストレスについて学べるおすすめ書籍5選でした。