集中力について学べるおすすめ書籍を探していませんか?
「仕事を効率良くするための方法を知りたい」
「集中力不足で仕事のクオリティが低いような気がする。もっと高めたい」
「どうすれば自分は仕事でもっと成長できるのか知りたい」
この記事ではそんな悩みを解決してくれるおすすめ書籍を紹介します。
本記事で紹介する書籍を読むとこんなメリットがあります。
- 集中力を高めるコツがわかる
- 集中を邪魔しているものがわかる
- 集中力を成長や成果につなげる具体的なイメージが掴める
私も集中力がなくて悩んでいました。
仕事の精度もいまいちだし、自分らしさというかクリエイティブな仕事ができておらず、人生があまり楽しくない感じがしていました。
悩んだ私はさまざまなビジネス書を50冊以上読み漁りました。
その結果、「集中力はコントロールできる」ということを知りました。
それ以降は高い集中力をキープできるようになり、自分らしさを仕事に出せるようになったと思います。年収も30%ほど上がりました。
そんな私が仕事に役立つ集中力に関するおすすめ書籍を紹介します。
BRAIN 一流の頭脳
集中力を高めたいなら、まず集中力の仕組みを理解することが重要です。
仕組みが理解できれば、その仕組みを利用して集中力をコントロールできるようになるからです。
集中力の脳科学的なメカニズムを理解したいなら、「BRAIN 一流の頭脳」がおすすめです。
この本を読むと、人間が集中しているとき、気が散っているとき、脳内でどんなことが起きているかを理解することができます。
そして、その仕組みを理解した上で、どうすれば集中力を高めることができるか知ることができます。
大事なキーワードの一例を紹介しましょう。
それは「ドーパミン」です。
人間はドーパミンが分泌されると、集中力が高まり、周りの雑音も聞こえなくなります。
ドーパミンは軽めの運動により分泌量が増えることがわかっています。
そのため、軽めの運動は集中力を高める効果があります。
このように脳の仕組みを利用して集中力を高める方法を紹介してくれているので、とてもおすすめの一冊です。
ついでに、「集中力」の他にも、「ストレス」「やる気」「記憶力」「ひらめき」など、脳に深く関わっているさまざまなトピックを扱っているので、脳の仕組みに関してはこの本一冊で一通り学べます。
エッセンシャル思考
集中力を高めるためには「選択」が重要になってきます。
いろいろなことを全部やろうとすると、全部中途半端になります。
やることを絞ることで、全ての意識を一つのことに集中できるようになります。
このような考え方について詳しく学べるのがこの本です。
先程紹介した「BRAIN 一流の頭脳」は自分の集中力を高める方法を解説していましたが、こちらの本は仕事の取り組み方を工夫することで集中しやすい環境を作り出す方法を解説しています。
たくさん仕事を抱えて、フルパワーで働く。
この働き方は、ただ手を動かすだけの作業であれば成果が上がります。
しかし、頭を使う必要がある知的労働においては、かえって成果は下がってしまいます。いろいろなタスクに自分の力は分散し、深く集中もできず、スピードも遅くなります。
そのため、普段から仕事は選択し、集中すべきタスクを見極め、それ以外は捨てるようにした方がいいです。
サラリーマンの私に言わせれば、自分に仕事の選択権がなかったりするので、コントロールできる領域は小さいですが、とはいえ、この考え方は重要です。
自分でコントロールできる領域から少しずつ取り組むことで状況は徐々に改善していきます。
そのための具体的な方法論が学べるので、この本はおすすめです。
DEEP WORK 大事なことに集中する
既に述べた通り、集中力を高めるためには「選択」が重要です。
この本のテーマも「選択」ですが、前述の「エッセンシャル思考」とは別の重要な考え方を学ぶことができます。
多くの人の仕事は2種類のタスクに分けることができます。
集中力を要する「ディープワーク」と単純な作業系の「シャローワーク」です。
シャローワークは集中力を下げるので、ディープワークと区別せずに並行して混ぜて進めると、ディープワークの質が下がります。
自分の仕事の各タスクがディープワークとシャローワークどちらに当てはまるのかを見極めた上で、ディープワークの時間はディープワークだけに集中し、それ以外の時間にシャローワークをまとめて片付けることが重要です。
また、その人にしか生み出せない価値が生まれるのはディープワークの領域なので、継続的にシャローワークの削減に取り組み、ディープワークの時間を最大化することが重要です。
この本を読むことで、ディープワークの質を高める方法や、シャローワークを減らす方法、ディープワークとシャローワークを明確に分けて進める具体的な方法について学ぶことができます。
これらの考え方は仕事の生産性を最大化するためにとても役立つので、この本はとてもおすすめです。
PEAK 最強の成長術
この本では、トップアスリートや一流のビジネスマンがどうやって圧倒的に成長し、集中力を発揮しているか、その仕組みやメカニズムを解説してくれています。
この本の基本的なメッセージは、
自分の能力を向上させて本番で圧倒的な成果を出すためには、「負荷をかけること」と「休むこと」の両方を質高く、繰り返すことが大切
ということです。
この本を読むことで、どうやって日頃の仕事の負荷や学びを最大化するか(=成長するか)、どうやって休息の質を最大化するかについて学ぶことができます。
一流のアスリートやベストセラー作家、IT企業のCEOなど、高い集中力によって成長し続けている人たちがどうやって集中力を高めて目的を達成しているのか、具体的なエピソードや科学的な分析の観点から理解することができます。
特に休み方については、他の書籍ではあまり詳しく扱われていないので、一読の価値があると思います。
自分を操る超集中力
この本は入門書としては最適の一冊です。
なぜなら、誰でもできるハードルの低いアクションに絞って詳しく紹介してくれているからです。説明もとてもわかりやすい。
この本を読めば、まず集中力に関する基本的な理論を理解することができて、その日から取り組めるアクションも知ることができます。
そのため、初めての方でもすぐに考えながら試行錯誤を始められます。
例えば、仕事が一日中座りっぱなしの人は、15分に1回椅子から立ち上がるだけで集中力が持続するようになります。
立ち上がる行動によって、脳に新しい刺激が伝わり、血流が良くなり酸素も供給されるためです。
もう一例紹介すると、集中力を高めるためにはナッツやヨーグルトなど、低GIの食品がおすすめです。
GIとは血糖値の上昇スピードのことで、低GI食品は血糖値が穏やかに上昇する食品のことです。
白米などGI値が高い食品は食べた後、血糖値が急激に上昇し、急激に下降します。
この血糖値の急激な変化は集中力にとって大敵です。
低GIの食品を摂ることで、血糖値の変化を穏やかにしつつ、集中に必要なブドウ糖を脳に供給できます。
そのため、間食をナッツやヨーグルトに変えるだけで効果的に集中力を高めることができます。
この他にも、誰でも簡単に集中力を高める方法をいくつも紹介してくれているので、この本はとてもおすすめです。
7つの習慣
集中力を上げて、継続的に成果を出していきたいなら、7つの習慣も読んでおくと良いと思います。
7つの習慣は世界的に有名なビジネス書で多くの一流ビジネスマンや社長に愛読されています。世界で一番有名なビジネス書といっても過言ではないでしょう。
この本を読むと、自分が集中すべきことが明確になります。
また、自分がやることは自分で選択できるという自信も少しずつ理解できるようになります。
仕事や家庭、全てのシーンにおいて、自分の人生のために重要なことに集中して、それを継続する。
そのために必要な考え方やアクションをこの本から学ぶことができます。
この書籍の中で紹介されている言葉で私が良く使っている考え方を一例として紹介します。
それは、「刺激と反応の間にはスペースがある」という言葉です。
この言葉の意味は、
どんな悪いことがあっても、それに対してどう反応するかは考えて選ぶことができる。
人間だけが、刺激に対して自分の反応を選択できる、ということです。
継続的に成果をあげるためには、集中すべきことを選択して、それに集中することが大切です。
何かあったときに、みんなが選びそうな選択肢や反射的に選べる選択肢を選ぶのではなく、自分が選ぶべき選択肢を考えて選ぶということが重要です。
このように人生に役立つ様々な考え方を学ぶことができるので、7つの習慣はとてもおすすめです。
以上、仕事の生産性を上げる!集中力について学べるおすすめ書籍6選でした。
集中力以外にも、仕事の生産性を上げる方法についてこちらの記事で紹介しているので、良ければどうぞ。